人生山あり谷ありモハメド・アリ

来た時よりも美しく

2021年 タイナカ賞

2021年のまとめ的な感じで、個人的に心に残っているものを発表します。

(表記が正式じゃなかったらごめんなさい)

 

【本部門】海をあげる

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沖縄に住む女性のエッセイ集。とにかく文章が上手くて、穏やかなのに怒っている。喜怒哀楽が詰まっていて、引き込まれるし、するする読めた。


【漫画部門】ゴールデンカムイ

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夏、コロナの感染者が多くてどこにも行けない時期に家でひたすら読んだ。舐めてたらほんまに面白い。2021年で1番人に勧めた。私の推しは尾形です。

 

【映画部門】グリーンブック

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洋画は普段ほとんど見ないけど、これはすごく面白かった。結構前に見たから内容は全然覚えてないけど(ごめん)、ただ面白かったという記憶だけが残っている。


【ドラマ部門】

①大豆田とわ子と三人の元夫

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久しぶりにテレビの連続ドラマにハマった。面白いし、見ると自分も頑張ろう!と思える。今でもたまに見返す、そしてずっと見ちゃう。主題歌もめちゃくちゃいいし、挿入歌もめっちゃいい。

 

②スタートアップ

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最初にハマった韓国ドラマ。第1話の引き込まれ方がえぐい。スタートアップの会社を立ち上げるっていう話やけど、全然働かない。でもなんやかんや見ちゃう。映像とか出てくる人がすごくオシャレ。


【旅行部門】洞爺湖

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湖×島がめちゃくちゃきれいで、ずっと見ていられる。写真は泊まったホテルのロビーからの景色で、どこから切り取ってもほんとに綺麗。一瞬の晴れ間が美しかった。


【食べ物部門】田村(金沢)のブリしゃぶ

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金沢で食べたぶりしゃぶ。結構いい値段がするけど、その期待以上に美味しい。分厚いし、脂がのってて最高。しゃぶしゃぶしても美味いし、もちろんそのままでも美味い。最初から最後まで美味い。


【遊び部門】ベランピング

コロナ禍であまり外に出られなかったので、ベランダに椅子と机を置いて、外の気分を味わうことが多かった。ベランダはあまり広くはないけど、景色が開けていて、スカイツリーが見えるのが良ポイント。漫画や本を読んだり、お酒を飲んだりご飯を食べたりした思い出。

 

【頑張った部門】

①韓国語の勉強

謎に高い熱量で勉強した結果、ハングル検定5級&TOPIK2級を取得。めちゃくちゃ初級レベルやけど、言語を勉強するのが楽しかった。早く韓国旅行に行きたいな〜

 

②転職活動

夏頃から転職活動を始め、この1月から新しい会社で働きます。面接が本当に高ストレスで寿命が縮まったけど、運良く決まって本当に良かった。今までと社風が違いすぎて馴染めるか不安ですが、とにかく頑張って働いてみます。

 

2022年も、たくさん楽しいことがありますように!

自分の特技について考える

新入社員の自己紹介冊子を読みながら、自分の特技はなんだろうと考える。

冊子の中の新入社員たちは「特技・誰にも負けないこと」という項目で答えさせられていて、「笑顔」「挨拶」とかを新入社員らしく答えている。

そういうのでいいんよな、わかる。そういうので大丈夫なんよ。

 

でも、いざ自分の「特技・誰にも負けないこと」を考えると、世界一レベルじゃないと答えてはいけないような気がしてしまう。

ピアノとかバレーボールとかは特技レベルでは出来ないし、モノマネも出来ないし、歌も上手くないし、人付き合いも悪いし、字も上手くないし、絵も上手くないし、料理も上手くないし、面白い話もできないし、服のセンスも悪いし…なんだか自分に自信がなくなってきた…

高校生の時にも特技について考えたことがあって、当時は「スリッパを空中で一回転させてもう一回履く」っていうのを特技にしたくて、頑張って練習してたな…なにそれオブザ特技

 

それから約10年(10年?!?!) 。ふと、強いて言うなら、りんごの皮むきかなという気がしてきた。実家にいる時から積極的に取り組んできたし、人に褒められたこともあったし、自分でもなかなか上手にできてると思う。

特技にりんごの皮むきって答える人はどうですか?でも世界一りんごの皮むきが上手いこととかないよね、それってどんな状況?

 

いずれある(かもしれない)特技発表のタイミングに備えて、現在の有力候補は「りんごの皮むき」にします。

今度みんなの特技も教えてください。

 

※ちなみに、新入社員の中で一番好きだったのは「LINEの返信の早さ」でした。そう、そんなんでいいんよ。

私の視野の範囲でのコロナ

コロナ嫌になっちゃうよほんと

気持ちが不安定になるよね、私はコロナ禍の中(語呂が良い)ずっとキーキーしてるよ、みんなはどう?

 

会社の姿の私は人事総務の仕事をしているので、社員がコロナになったり濃厚接触者になったら、出番が来てしまう

 

その人はいつから体調が悪くなったのか、いつPCR検査を受けるのか、いつ結果が出るのか、保健所から連絡は来たか、いつ連絡が来る予定か、過去の行動履歴はどうか、周囲の人といた時間・距離はどうだったか、マスクはしていたか、一緒に食事はしたか、事務所の消毒は誰がするか、消毒業者を手配するレベルか、いつまで事務所立ち入り禁止か、必要な人に必要な連絡が届いているか

いつまで自宅待機が必要か、家で仕事はできる環境か、ノートパソコンはあるか、なかったら準備していつどうやって届けるか

上司は怒ってないか、関係性は悪くなっていないか、本人は過剰に落ち込んでないか、変にヘラヘラもしてないか

 

そういう人がひとり出る度に、気持ちがどんどんナイーブになってくる

※「ナイーブ」って受験生時代に富田和彦先生(代ゼミ)が「傷つきやすいバカ」って意味だって言ってたけど合ってる?今回はそういう意味で使っています

 

私もみんなに会いたいし、たまに会うけど、外出もするけど、万が一のために濃厚接触者になりうる人は最小限にしたい

会うのを断ってきた人とこれから断る人ほんとごめん、嫌いにならないで〜大切だから今は会いたくないのよ〜〜(またはひとりでクソナイーブ野郎になってるか)

 

今日もみんなそれぞれお疲れさま

次会う時まで健康でいてください

今晩なに食べたい?

 

友だちの彼氏は「今何食べたい気分か」があまりないらしい。

よく言えば優しくて自分の好きなものを選べるけど、悪く言えば優柔不断で、逆に自分でも決められない時はイライラしちゃうかもしれない。

 

そう言われてみるとわたしは、「今日はどうしても〇〇が食べたい」というタイプ、またはそこまで言わなくとも「差し支えなければ〇〇が食べたい」というタイプである。

 

わたしみたいなタイプがたくさんいるのも困るけど(なんならそれが一番困る)、

もしかすると「食優柔不断タイプ」の人たちは、そんな自分のことをありがたいと思ってくれてたらいいな〜なんてことをふと思ったり

 

一切無理をしてない自分のことを「居心地がいい」と思ってくれる人は、本当にありがたいね。そういう人をひとりでも見つけられたらしあわせだよね。

 

なんてことをふと思いました。(病んでないよ)

クッキー2枚と犬のシール

会社の後輩女子と、社内でばったり会った。

その子は普段は別の事務所にいるので、ここ(私のいる事務所)で会うのは割と珍しい。

普段なら挨拶で終わらせてしまうけど、なんだかちょっと話したくなった。

 

今度の人事異動についての感想、最近の仕事のこと、このあと打ち合わせが2本あること、コロナウイルスでマスクが売り切れてること。

話してる時間は長くなかったけど、久しぶりに後輩と一対一で話すと、なんだか上手く話せない。

 

話題が途切れた時、「そういえば、お菓子あげます」と後輩が個包装のクッキーを2枚くれた。気を使わせてしまったか。でも嬉しい。

 

お返しになにか……と思ったけど、あいにく今手帳しか持ってない。

「ごめん、犬のシールしか持ってないや…」と謎の返事をしてしまう。誰が犬のシールいりますか?柴犬のシールなので、かわいいのはかわいいんですけど……

 

「え、いいんですか?」

後輩は優しい生き物だ。

「うち、柴犬飼ってるんで嬉しいです!」

本当に?もしかして本当にちょっと喜んでくれてる?

「え〜どれにしよう〜迷うな〜〜」

まじで迷う程じゃないから、シールなんか何枚でもあげるから、なんなら台紙ごとあげるから…

「じゃあこれにします!どこに貼ろうかな〜」

 

後輩はやっぱり優しい。ありがとう。

また今度お菓子あげるね。

「きのこの山派」の女

9ヶ月くらい他に頑張ることがあったので書くのを控えてましたが、頑張ることが終わったので、たまに書いていこうと思います

 

 

昨日、会社帰りに、ドラッグストアで買い物をして帰ることにした。購入するのは薬ではなく食材だが、スーパーではなくドラッグストアで買うのには理由がある。

そのドラッグストアにはわたしの好きなキムチ(ご飯がススム)が置いてあり、毎晩のおかずである、キムチ(ご飯がススム)・納豆(種類を問わない)・たまご(種類を問わない)が全て揃うのだ。

私は3月以降の6ヶ月間、晩ごはんの予定がある日以外ほぼ毎晩、『(刻みオクラ入り※)納豆キムチ卵かけご飯』を食べている。初めの1〜2ヶ月は、美味しいなという純粋な気持ちで、例のソレを食べていたが、3ヶ月を過ぎたくらいからさすがに飽きてきた。例のソレは、安く作れるし(1食100円くらい)、それなりに栄養があるし、何より毎晩ご飯について考えなくてよい(足りなくなってきた食材を追加購入していくだけ)のが魅力である。気が狂いそうだなと思いながらも毎晩例のソレを食べるのは、自分の持久力を試しているようで、でもそんな所で持久力試さなくてもいいよなとも思うし、普通に考えて奇妙だし、そろそろやめようかな…。まあ楽だから、まだやめません。普通に美味しいので、皆さんもぜひ1回くらいはやってみてください。

 

まあそんなことはどうでも良くて、例のソレの食材を買うついでに、何か適当にお菓子も買いたくなってきた。きのこの山たけのこの里がなんかちょっと安くなってるような売り出し方をしている。コンビニで買うと200円ちょいくらいするそれが、今目の前で170円くらいで売っている。30円程の違いだが、なぜかすごく安く感じる。買ってみるか。

わたしは今まで「たけのこの里派」であった。ただその瞬間のわたしは、あろうことか「きのこの山」が買いたくなってしまったのだ。しかしここで「きのこの山」を買うと、初対面のレジ店員から『こいつは「きのこの山派」なんだな』と思われてしまう。以前より付き合いのある友人の前であれば「今回きのこの山買ったの?珍しいじゃ〜ん」程度で終わる話だが、初対面となるとそう簡単にはいかない。相手に誤解を与えてしまう可能性が高い。

そこでわたしは改めて自分の中で「きのこの山たけのこの里論争」について考えてみた。本当に自分が「たけのこの里派」なのかと自問自答することは、とても有意義であった。なぜなら、世間で「きのこの山たけのこの里論争」が繰り広げられている中、『自分もどちらかの派閥に入らないと世間から除外されてしまうのではないか』という不安に駆られ、一時的な感情で「たけのこの里派」を選択してしまっている可能性に気づけたのだ。5歳の時にきのこの山たけのこの里に出会ったと仮定すると、現在約20年。その20年という短い期間で「たけのこの里派」と言いきれるほど、わたしは「きのこの山」、「たけのこの里」と向き合ってこなかったのである。(20年は思ったより長いけど…)

なので、ここで改めて、新しい気持ちで両者と向き合ってみることを誓ったのだ。

 

わたしは「きのこの山」を手に取り、レジへと向かった。

 

※「刻みオクラ」はセブンイレブンで購入しています

UVERworldの男祭り東京ドーム公演の発表を受けて

2019年4月11日、UVERworldが東京ドームでのライブ開催を発表した。

 

東京ドームでのライブが開催されるのは、デビュー5周年となる2010年に初めて開催されて最高のライブにするも、TAKUYA∞が「ファンに感謝の気持ちを伝え忘れた」と、後日反省のメッセージをブログで公開したあの初めての東京ドーム公演以来、2回目である。

 

ただ、今回の東京ドーム公演は男性限定ライブ、そう「男祭り」なのであった。

「男祭り」とは、UVERworldが2011年より開催する男性限定のライブのことである。開催初期は300人キャパの小さなライブハウスから始まり、2017年にはさいたまスーパーアリーナで2万3000人を動員するほどのイベントへと成長し、今やUVERworldの魅力のひとつといっても過言ではないだろう。

 

批判を恐れず正直に言うと、この発表を受けて私はとてもショックだった。

 

遡ること2019年4月1日、UVERworldの公式サイトに謎のカウントダウンが開始された。「新しいアルバムか?」「ライブの開催か?」ファンたちは期待を膨らませてカウントダウンを見守った。

 

カウントダウンの先は4月11日。都内でUVERworldトークイベントが行われるそうだ。当日の観覧者はファンクラブの中から募られた。

 

そして本日4月11日。トークイベントの正体は「男祭り東京ドーム公演」の告知イベントであったのだ。

蓋を開けてみるとイベントの参加者は男性のみ。募集要項ではネタバレを防ぐため性別の限定はしなかったそうだが、実際そのイベントには男性のみが当選したという。

 

そして「男祭り東京ドーム公演」開催の発表に至る。ファン全員が待ち望んでいたUVERworld2回目の東京ドーム公演は男性限定ライブとなったのだ。

 

たしかに、UVERworldにとって「男祭り」はどこか特別な意味を持ったイベントである。

初期、というか最近まで、UVERworldのファンには圧倒的に女性が多かった。それが最近になって「ライブがアツい!」という評判から、男性ファンが増え始め、さいたまスーパーアリーナで2万3000人の男性ファンを集めるほどの人気になったのだ。これまで女性ファンが多かったことから、UVERworldのメンバー自身が「同性に認められること」をかなり意識していることはファンとして感じていた。

小さなライブハウスから始まった「男祭り」が、ついに東京ドームで開催されるということはとてもめでたく、祝福すべき出来事である。

 

ただ、今までUVERworldを応援してきた女性ファンとして、自分が「男祭り東京ドーム公演」の開催を"一緒に叶える存在"ではなく、ただそれを"見守るだけの存在"にしかなれないことが悲しいのだ。

 

UVERworldの強い想いが込められた東京ドーム公演に携われない、ライブに応募することすらできない女性ファンの気持ちはどう消化すればいいのだろうか。

カウントダウンを期待の眼差しで追い、トークイベントに当たることを楽しみに予定を調整していた女性ファンは、このやるせない「性別の壁」にぶち当たった気持ちをどこに吐き出せばいいのだろうか。

UVERworldの夢が叶ったことへの喜びと、その夢が叶う現場を自分は見られないという悲しみが入り交じったこの気持ちはどこにぶつければいいのだろうか。

 

私は、「男祭り」を開催する代わりに、別日で「女祭り(女性限定ライブ)」も開催して欲しいというわけではない。「男祭り」に参加出来る男性を妬んでいるわけでもない。男女で分けることなく、みんなでUVERworldが夢を叶える姿を見届けたいのだ。

 

 

個人的な想いを書くと、UVERworldの以前からの夢であった東京ドーム公演の開催をもって、「男祭り」は終わりにして欲しいと思っている。そしてUVERworldには性別に縛られない新たなフェーズで、挑戦を続けていってほしい。

 

「新しい時代に足跡をつける、

俺たちがUVERworldよろしくどうぞ」

 

 

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あとがき

「男祭り東京ドーム公演」の発表を受けて、かなり感情的なまま書いてしまった文章なので、気を悪くされた方はすみません。

UVERworldに対してこんなにも意見が言えるんだと自分でも驚くと共に、自身のUVERworldへの愛を再認識しております。

今後ともUVERworldのご活躍をお祈り申し上げます。