人生山あり谷ありモハメド・アリ

来た時よりも美しく

社会人になるのも悪くないかもしれない

社会に放り出されて、はや1年と7ヶ月。

初めはどうにか学生に戻れないかと日々願っていたけれど、最近(ここ3日くらい)は「社会人もまあ悪くねえかな」という気持ちになっている。

 

学生時代は一緒にいる周りの人も学生が多いのに対し、社会人になると意味がわからないくらい広い年齢層の人と付き合って行くことになった。やっぱり年代が違う人と話すのって難しいなあと感じることもとても多い。

 

ただ、もうちょっと視野を広げてみると、学生の時に憧れていたアーティストや、芸能人や、著名人の多くが社会人なわけで、社会人になった今、自分もその人たちと対等に話せる権利が得られたような気がするのだ。

(学生は対等に関わる権利がないと言ってる訳ではなく、これは完全に自分自身の気の持ちようなので許して欲しい…。)

 

社会に出て企業に就職して、自分がどこの所属の何者なのかがちゃんと言えるようになったからなのだろうか。もちろん学生というのもちゃんとした身分なのだけれど…私は大学では全然勉強していなかったので、自分がれっきとした学生であるとは言いきれなかった(のか…?)

 

社会人になってちょっとだけ自分で稼げるようになって、なんとなく自分がやってることが微妙に社会を回してる気がして、そうか、これが社会に参加しているということなのか…これが働きがいというやつなのだろうか…

 

働きがいがあるかないかは一度置いて、とりあえず、学生の時に憧れていた人とちょっとは対等に話せるようになった気がしているのだ。

 

もし街なかであの好きなアーティストに出会っても、今ならちゃんと一人の社会人として対等に接することができる気がする。ねえ、何言ってるかわかんないでしょ。いいもん、私にはわかるんだよ。

 

自分が何者であるかをちゃんと証明してくれるから、社会人になるのも悪くないよというお話でした。

共感度マイナスですか、そうですか。

ありがとうございました。